• トップ
  • 社会への取り組み
  • 「キャッシュレス実証実験」最終報告レポート公開。福岡市はQR決済No.1のLINE Payを公共施設20窓口・39施設に単独本導入へ

「キャッシュレス実証実験」最終報告レポート公開。福岡市はQR決済No.1のLINE Payを公共施設20窓口・39施設に単独本導入へ

「キャッシュレス実証実験」最終報告レポート公開。福岡市はQR決済No.1のLINE Payを公共施設20窓口・39施設に単独本導入へ サムネイル画像

LINEグループは昨年6月より実施の福岡市実証実験フルサポート事業「キャッシュレス実証実験」を2019年3月に完了し、最終報告書を福岡市に提出いたしました。本日より福岡市ホームページにて、実証実験に参加した各社の最終報告書が公開されております。

福岡市×LINE

 

福岡市実証実験フルサポート事業「キャッシュレス実証実験」概要

実施期間:2018年6月29日~2019年3月31日
内容:対象施設に「LINE Pay」の「コード支払い」を導入。キャッシュレス決済を推進することで、利用者の利便性向上や施設側の決済関連業務の効率化が図れるかを検証する。

対象施設:
・福岡市施設 全10箇所(LINEグループ単独採択)
福岡市動植物園、福岡市博物館、福岡アジア美術館、福岡タワー、博多町家ふるさと館、はかた伝統工芸館、自転車駐車場(福工大前、香椎東、香椎南、笹原東)
・民間施設 全222店舗
屋台(34店舗)、福岡空港(84店舗)、ドラッグ新生堂(17店舗)、川端商店街(24店舗)、博多リバレインモール(62店舗)


▼LINEグループの最終報告 3つのポイント
1)施設従業員83%が利用継続意向あり。4月より対応施設拡大の上、本格導入済。
2)データでも分かる福岡市のキャッシュレス浸透。QR決済の利用率No.1はLINE Pay。
3)キャッシュレス社会実現の鍵は「キャッシュレス決済+コミュニケーション」。

1)施設従業員の83%が「利用継続意向あり」。4月より対象施設拡大の上、本格導入済。
福岡市施設においては「外国人観光客対応のスムーズ化」「施設利用者の二―ズ」などを実感頂き、施設従業員83%から利用継続意向を頂きました。
これを受け、同市の「福岡市の窓口等におけるQRコード決済サービスの導入に係る提案公募」に応募、採択を受け、2019年4月より本格稼働しております。
※詳細はこちら↓
福岡市の公共施設にLINE Payが導入!公共施設で始めるキャッシュレス♪

b4bc4637
 
また民間施設においては、特に福岡市の観光名所でもある屋台にて「新たな客層の獲得」「商品提供フローの短縮による業務効率化」などを評価頂くことができました。
 
スライド1
スライド2

2)データでもわかる福岡市のキャッシュレス浸透。QR決済の利用率No.1はLINE Pay。

本報告書作成に合わせ、福岡県民のキャッシュレス意識調査を実施いたしました。本調査では、福岡県民のQR決済利用経験者が40%を超えるなど、福岡においてゆるやかながら着実にキャッシュレスが根付きつつあることが伺えました。

 

福岡県民のキャッシュレス意識
出典:LINE調べ(LINEアンケート2018年12月実施 (サンプル数 福岡県 883人)→2019年4月実施(サンプル数 福岡県 942人)を比較 )

また、同調査では「利用したことがあるQR決済サービス」「最も利用頻度の高いQR決済サービス」についても質問。福岡エリアにおいては、ともにLINE Payが首位となっております。
 
スライド8
 
出典:LINE調べ(LINEアンケート サンプル数 福岡県 942人 2019年4月)

スライド9
出典:LINE調べ(LINEアンケート サンプル数 福岡県 942人 2019年4月)

LINE FukuokaではLINE Payをご活用頂くための取り組みとして、市民の皆様との交流を積極的に行っておりますが、その中でも、LINE Payが少しずつ生活に根付いてきていることを感じております。
※詳細はこちら↓
リトルママフェスタでママと交流。ママに伝えたい、LINE Payの活用術!
2cc3f237


3)キャッシュレス社会実現の鍵は「キャッシュレス決済+コミュニケーション」。
今後、キャッシュレス社会が次のステージへと進むためには、決済単体の利便性向上だけでなく、その前後に存在する課題を解決するような機能、「キャッシュレス決済+コミュニケーション」が鍵になると考えます。この仮説を基に実践したのが、以下の取り組みです。


〈キャッシュレス決済+コミュニケーションの事例①テーブルオーダーシステム〉
2019年1月9日実施の本実証実験関連イベント「ワールドキッチン」にてLINE Payを導入。合わせて、各店舗ブース前に並ぶことなく、料理の注文から決済、完成後の呼び出しまで全てをLINEの画面上で完結出来るテーブルオーダーシステムを試験導入いたしました。
テーブルオーダー2
 
結果、当日のキャッシュレス決済利用は53%。なお、経済産業省が目指す2025年のキャッシュレス決済比率は「40%」であり、1Dayイベントでの記録ではありますが、それを超える 数値となりました。
また、1件の注文あたり約6分の時間短縮効果があり、ユーザーからは、「行列に並ぶ時間/手間が減った」「LINE上で全て完結するので便利」「店舗情報をそのままシェア出来る」「席で呼ばれるまで子どもの面倒を見ていられる」などの声がありました。
出店していた店舗からは、LINE Payを利用した決済が過半を占めた為、「現金を扱わないので衛生的に良い」「便利なのでこれから実店舗でも積極的に活用したい」との好意的なご意見を頂きました。
190109_051 (2)
 
〈キャッシュレス決済+コミュニケーションの事例②LINE上で手続きできる行政サービス+決済〉
LINEグループでは、福岡市と締結した「地域共働事業に関する包括連携協定」や今回の「福岡市実証実験フルサポート事業」などに基づく取り組みを通じて、LINEの技術を活用した豊かで便利な未来志向のまちづくり(Smart City)を福岡市と共に目指しております。その中で現在、以下の取り組みを実施しており、ともに好評を頂いております。

・市税のキャッシュレス支払い
福岡市では2019年4月より、固定資産税等の市税支払いにLINE Payが利用できるようになりました。コンビニや銀行窓口に足を運ぶ必要はなく、24時間いつでも場所を選ばず支払いを済ませることができます。

※詳細はこちら↓
福岡市市税の支払いにLINE Payが対応、自宅で簡単納税!


・粗大ごみの収集受付
2018年9月より、粗大ごみの収集の申し込みがLINE上でできるサービスを福岡市とともに実証実験としてスタートしております。現在、粗大ごみ処理手数料のお支払いまでLINE上で完結できるような仕組みも検討しております。

※詳細はこちら↓
自治体初、LINEで粗大ごみ収集受付ができる!福岡市とのAIを活用した実証実験スタート



今後、上記事例をヒントに、「キャッシュレス決済+コミュニケーション」の機能により福岡市のさらなるキャッシュレス化を推進して参ります。合わせて、AIやFintechなどの先端技術を活用したより豊かで便利なSmart Cityの実現に向け、福岡市との協働を強化してまいります。引き続き、LINEグループと福岡市の取り組みにご期待ください。


▼LINEグループの最終報告書はこちら
http://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kikaku/mirai/fullsupport_3.html?js-hash=hokoku

▼「キャッシュレス実証実験」これまでのレポートはこちら
【キャッシュレスFUKUOKA】LINEグループによる実証実験スタート!動植物園や博物館などの福岡市公共施設から。
G20福岡150日前記念セミナー、LINE 出澤の基調講演・キャッシュレス実証実験 中間報告実施!



【本件に関するお問い合わせ先】
https://linecorp.com/inquiry/linefukuoka/form.html

LINE Fukuokaが福岡市で展開するサービスは下記リンクをご参照ください。
LINE Smart City for Fukuoka -LINEを活用した事例紹介-

LINEヤフーコミュニケーションズ
公式SNS

ブログ記事更新のお知らせやLINEヤフーコミュニケーションズの最新情報を配信中!