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【UIターン体験談】「家族との時間を大切にしたい。専門スキルも磨きたい」-大学教員から転身したデータサイエンティスト前田の場合

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【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。2023年9月30日以前の記事には旧社名で記載しています。

LINE Fukuokaの特徴のひとつに、 「UIターン社員が多い」ことがあります。

本シリーズでは、福岡県外で様々なキャリアを積んだ後、LINE Fukuokaへジョインしたメンバーへ、LINE Fukuokaを選んだ理由や入社前後に感じたギャップ、UIターンならではの悩みや葛藤、決断の背景についてインタビューしていきます!

第5回は、Data Labsでデータサイエンティストとして働く前田が登場。
「自分の仕事に集中できる環境で、スキルを磨きたい」「ワークライフバランスを見直したい」方、必読です!

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前田和寛(まえだ・かずひろ) DataLabs Data Analysisチーム データサイエンティスト
2018年4月LINE Fukuoka入社後、LINE NEWSのグロースハックや福岡エリアのキャッシュレス化推進に向けたデータ分析などを担当。現在はData Analysisチームのマネージャーも務める。
 
 


         Uターンを決めた理由
望んでいた仕事に、家族にとってベストなタイミングで出会った


―前田さんは福岡市のご出身でしたね。福岡を離れたのはいつ頃?

前田:大学進学を機に広島に移りました。
博士課程まで進んだ後、広島市内の大学教員として11年間勤めたので、合計21年。
気づいたら広島で過ごした時間の方が福岡より長くなっていましたね。


―現在、データサイエンティストとして活躍されていますが、学生時代からデータは扱っていたんですか?

前田:大学・大学院では社会心理学を専攻していたんです。
人の行動を分析する学問なので、アンケートや実験、社会調査をする中で、データ分析って必ずセットになるんですよね。
当時からデータ分析自体が好きで、分析手法に関して資料を作ってWebで公開したりもしてました。


―なかなかの分析好きですね…!教員としても社会心理学を教えていたんですか?

前田:大学では情報系の教員として働いていました。
心理学の授業も持っていたのですが、PCソフトの使い方や情報リテラシーに関する授業の企画・実施がメインでしたね。
授業を持つ一方で、社会心理学の研究は続けていて、学会で発表したりもしていました。


―どんなテーマを研究していたんですか?

前田:元々目標設定や目標達成に関するプロセスを研究していたのですが、そこから派生して、より応用的でフィールドに近い現象についてデータを取得して分析することが多くなりました。 

Web上からデータを集めて、関連度の高さなどを数値で見ていく。
こうした研究の過程で高度な分析が必要となり、今の仕事でも使っているRという言語に出会いました。
そこからRの世界にのめりこんでしまって。

Rって本当になんでもできるな、と思ったんです。
SNSのデータを自動で取得してレポートをつくったり、面倒なWebフォームへの入力を自動でできるようにしたり、自分のイメージすることがどんどんできる。
その楽しさにどっぷりはまってしまって、全国のRコミュニティにも所属するようになりました。
その中で自分もさらに勉強したり、人に教えるようになって。
ここがターニングポイントでしたね。

前職でも分析はしていましたが、あくまでメインの仕事は研究・教育・大学運営であって、分析は方法のひとつだったんですよね。
Rコミュニティへのコミットを深めていく中で、 データ分析をメインにした仕事がしたい、という気持ちが徐々に強くなっていきました。

LINE Fukuokaとの出会いも、社内のカフェで開催されたfukuoka.RというRコミュティのイベントでした。
その時にLINE Fukuokaの人から、Data Labsの仕事について話を聞いて。
まさに自分がやりたいと思っていた分析の仕事ができるとわかり、ここで働いてみたい!と率直に思いました。
そこから実際に応募するまでは早かったです。
 
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―大学を離れることに迷いは無かった?

前田:そうですね。教育の仕事には非常にやりがいを持っていましたし、学生とのやり取りも楽しかった。
でも、これまで全力で取り組んできましたし、やりきったからこそ次のチャレンジをしたいという気持ちが勝りました。

それと、 Uターンの動機は以前からあったんです。
母が福岡でひとり暮らしをしていて。高齢ですし、できれば近くに暮らしたいという思いはずっとありました。
妻は佐賀の出身なので、福岡なら妻の実家にも近くなる。

私自身にも子どもがふたりいるのですが、子どもたちにとってのタイミングも重要でしたね。
福岡に来たのは上の子が3年生に、下の子が小学校に上がるタイミングでした。
私自身も子どもの頃に転校を経験しています。子どもにとって、どれだけ世界が変わってしまうことかを知っていたので、これより大きくなると慣れるのが大変かなという思いはありました。

あとは私自身の年齢も意識していましたね。
入社当時が39歳。私の場合、業種も職種も全て変えることになるので、40代になると難しいのではないか、自分も身動きが取れなくなるのではないかと思っていました。

複数の理由が、この時キレイに重なった感じだったんです。


―福岡の他社は検討しなかった?

前田:考えなかったですね。やはりLINE Fukuokaに惹かれたというのが大きくて。
社会心理学を専門にしていた者としては、 LINE上で行われるコミュニケーションって社会そのものだと思うんです。
そのユーザー分析ができることは、僕にとってすごく楽しくてやりがいがあることだと確信していました。
 
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         実際に入社してみて
「やるべき仕事に集中できる環境」に驚いた


―実際に入社してみて、いかがでしたか?

前田:要求する水準は高いと感じます。
元々自分が持っているスキルを活かせる部分もありましたが、入社して実際に業務をする中で、新たに身につけるべきスキルも色々と見えてきました。
そこは自分でキャッチアップしていく必要があった。

そうやって新しい技術を身につける中でありがたかったのが、 学べる資料がたくさんあることですね。
社内Wikiにドキュメントが整備されていて、困ったことがあると、同僚が「これ読んだらいいよ」とリンクを送ってくれる。そのリンク先を見ればだいたい理解できる。
この文化にはすごく助けられました。

Webで検索しても自社のシステムにフィットしないことってよくあるんですけど、社内用につくられた資料なので非常にスムーズでした。
ドキュメントをきちんと残すのは、うちの会社のすごく良い文化だなと思います。


―確かに、Data Labsに限らず、社内Wikiはかなり活用されていますね。

前田:業務支援の部分でも驚くことが多かったです。
たとえば 申請書類の徹底的なペーパーレス化。
稟議を通すために印刷して、たくさんの印鑑をもらって、というやり取りの必要がなく、全部オンラインでできる。
修正も簡単ですし、管理も楽です。

パフォーマンスを上げるために必要なものはすぐ用意してくれる、というのも驚きでした。
入社直後はPCと外付けディスプレイ1枚で作業していたのですが、業務内容を考えるともう1枚モニターが欲しくて、上長に相談の上で申請したところ、その日のうちにモニターが届きました。
到着が早すぎてまだデスク片付けてなくて慌てたくらい。(笑)
これは衝撃でしたね。
他にも必要なアプリなどもすぐ使えるようになりましたし、事務作業が随分減りました。

こうした点を全て含めて、 自分の業務に集中できる環境がすごく整っていると感じますし、 本当にやるべき仕事に集中できるようにと考えて、制度や環境がつくられているんだろうなと感じます。

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前田:入社直後から、大きなプロジェクトを任せてもらえたことにも驚きました。僕、これに入っていいの?と。
でもそのプロジェクトを通して、実際に分析をして結果を出して、評価してもらえたことはすごくモチベーションにつながりましたし、データサイエンティストとして大きな糧になりました。
何よりもこの仕事の楽しさをすごく感じられました。

今はLINE Fukuokaの中にあるオペレーション業務をデータドリブンで変革していく、というプロジェクトに関わっています。
データサイエンティストの活躍領域は特にセールスの分野が大きいですが、オペレーションの最適化、というテーマでもできることがたくさんある。
LINE Fukuokaとしても磨きこみたい部分ですし、やりがいがありますね。


―お話を聞いていて、楽しく働かれていることが伝わってきます。
前田さんの組織は英語でのコミュニケーションも多いと思いますが、そこは問題なかったですか?

前田:そうですね…英語を話すことを、恐れなくはなりました。(笑)
昔から、英語が本当に苦手で…。大学で扱う研究論文がほぼ英語なので、読むことに抵抗は無くなったんですが、喋るのと書くのは全くだめで。これまで喋る機会もありませんでしたし。

でも、外国籍メンバーも頑張って日本語で喋ってくれていたので、僕もちゃんと英語を勉強しなきゃと思って。 お互い歩み寄る感じがあって、その空気に救われています。

前は英語で話すこと自体に抵抗があって、はじめから日本語で話すことしか頭になかったんですけど、今はとりあえず英語で話してみる。
どうしても難しいときは、一言“sorry”と伝えて日本語を交えて話す。
そういうマインドセットができました。

僕が英語で喋ったときに、チームメンバーがこそっとDMで間違いを指摘してくれるんです。いい先生です。(笑)

会社としても、英語学習のフォローをしてくれましたし、 仕事をしながら英語を学べる環境としてこんなにいいところはない、とも思いますね。
 
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         ワークライフバランスはどう変化した?
オンとオフが明確になり、子どもと過ごす時間が増えた


―LINE Fukuokaに来て、働き方や暮らしに変化はありましたか?

前田:オンとオフが明確になりましたし、家族との時間が増えましたね。
裁量労働制 にも助けられています。 ※職種による

たとえば子どもが病気になったり、急に学校に呼び出されたときに、僕か妻かどちらかが対応しないといけない。
特に子どもがいると、そういう突発的なケースって多いですよね。
そういう時にも、「家族の体調が悪くなったので、早く帰ります」とチームメンバーに共有して、スムーズに休むことができています。

子どもと過ごす時間も前職に比べて長くなりましたね。
特に土日にしっかり休めるのが大きいです。
有給もとりやすいので、去年の春は子どもの春休みに合わせて休みをとって、僕と上の子とふたりで青春18きっぷ旅行に行きました。上の子が電車大好きなので、電車でぐるっと九州をまわって。

こういう過ごし方ができるようになったのは、大きな変化ですね。
それをチームメンバーに自慢できるのも嬉しい。こっそりじゃなく、堂々と言える。
入社して嬉しかったことの一つですね。

働き方の自由度は思っていた以上で、実は入社当初は不安になりました。(笑)
本当に休んでいいの?とか、本当にもう帰っていいんですよね?とか。
思った以上に、 みんなそれぞれのワークライフバランスを自分で設計して、自分で回しているんだなと。そこは魅力だなと思いますね。

LINE Fukuokaの中には、僕みたいにオンとオフをしっかり分けている人もいるし、ずっとオンモードの人もいる。
どちらが良いかはライフステージや個人の嗜好によって変わると思うので、 どちらも選択できるのはいいなと思います。
 
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2018年のFamily Dayにて、ご家族と


         迷っている方へ、メッセージを送るなら?
行ってみるまでわからない。だからこそ、自分の優先順位を明確に

―今、前田さんと同じような境遇で、LINE Fukuokaへの入社を迷っている方がいたとしたら、何と声をかけますか?

前田:自分の人生の中で、いま何を優先するのかしっかり考えてほしい、と伝えますね。
僕も、LINE Fukuokaに出会ってから受けるまでは早かったですが、やはりたくさん悩みました。
転職もUターンも、その選択が良かったのかどうかって結局行ってみるまでわからないと思うんです。

だからこそ、優先順位を決めておくことが大事だと思っていて。 絶対譲れないところ、条件によっては妥協するところを3年、5年、10年くらい先を見据えて考えてみる。

僕の場合は、上の子が高校を卒業する10年後くらいまでを見据えて考えました。
その時の優先順位として、まずは親。高齢で、ひとりで暮らしているから、できるだけ近くにいたいというのが最優先でありました。
加えて、家族との時間や自分のワークライフバランスを見直したいという思いもあった。
だから福岡に移ろう、というのを決めた。

その次に仕事で、もしLINE Fukuokaがミスマッチでも、何かしら仕事はあるだろうと考えました。
当時は不安もありましたが、家族とも話して、そこは二番目と決めていた。
もちろんミスマッチが無いように、情報を集めて実際に働くイメージを膨らませてはいましたが、結果として今楽しく働けているのはラッキーだったと捉えています。

絶対に譲れない部分が、転職した方が、あるいはUターンした方が改善されるかどうか。
そこが大事だから、よくよく考えてねと伝えます。
その優先順位を固めたら、あとは覚悟を決めるのみ、ですね。

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LINE Fukuokaでは、福岡からWOWを生み出すべくチャレンジし続けているUIターン社員が多数活躍しています。
LINE Fukuoka Pressでは、今後もそんな社員をご紹介していきます。どうぞお楽しみに!


おまけ
「前田先生」のデスク。心理学や統計学の本の後ろに、ひっそりとBRUTUSの福岡特集。 

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※実は福岡の「食」が合うこともUターンの重要なポイントだったという前田さん。過去にはこんな記事も書いてもらいました。分析に対しても食に対しても、飽くなき探求心を感じます…!


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