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【UIターン体験談】「取りに行きたければ、どこまででもチャレンジできる」金融業界からIT業界へ転身したサービス運営の場合

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LINE Fukuokaの特徴のひとつに、 「UIターン社員が多い」ことがあります。

本シリーズでは、福岡県外で様々なキャリアを積んだ後、LINE Fukuokaへジョインしたメンバーへ、
LINE Fukuokaを選んだ理由や入社前後に感じたギャップ、UIターンならではの悩みや葛藤、決断の背景についてインタビューしていきます!

第3回は、Fintech Operation室でサービス運営を担当している生津が登場。
「用意されたレールを越えてチャレンジしたい 方、必読です!

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生津拓也(いきつ・たくや) Fintech Operation室 サービス運営
2018年8月LINE Fukuoka入社。Fintech関連サービスの運営業務を担当するFintech Operation室で、サービス運営企画やマネジメントを担当。
 

福岡での転職を決めた理由
新卒から9年半。父の年齢やいずれ継ぐ家業のことを考え、地元・福岡で働く決断

― これまでの経歴を教えてください。
生津:出身は福岡です。関西の大学へ進学するのを機に福岡を離れ、新卒で東京のクレジット事業など金融サービスを展開する企業に総合職で入社し9年半働きました。
学生時代から決済の仕組みに関心があり、裏側を知りたいと考えていました。現金を使うのが嫌いで「キャッシュレス決済が広がったら便利だな」と思い、銀行業務や電子マネーの展開を進めていた前職に入社しました。

─ 前職ではどのような業務を経験されましたか?
生津:入社から3年半はシステム部門で企画職を。その後、オフショア開発をしているフィリピンの子会社へ出向し、東南アジアをはじめとした海外グループ会社向けのシステム開発支援やグループ内企業への営業を経験。東京に戻ってからは、業務プロセス最適化の全社プロジェクトへ参加しました。

─福岡へのUターンを考えるきっかけは? 
生津:家族は福岡でビジネスをしているので、家業を引き継ぐという話も含め、いずれ福岡に戻ることは決めていました。父親が高齢なこともあり、そろそろだなと思い転職活動を始めました。

─ なるほど、福岡へ戻るタイミングで家業を継ぐ話にはなりませんでしたか?
生津:もちろん、家業を継ぐ事を真剣に考えましたが、経験してきた金融サービスの仕事が楽しかったので、福岡に戻っても金融サービスに携わりたいという思いがありました。家族は、福岡へ戻ること自体を大変喜んでくれましたし、LINE Fukuokaで働くことも賛成してくれました。


LINE Fukuokaを選んだ理由
未完成だからこそチャンスが転がっている

─ どのような条件で転職先を探しましたか? 
生津:転職先は、福岡で東京と同じレベルで仕事ができることを第一条件に探しました。
金融サービスやペイメント事業を展開する企業をはじめ、これまでの経験を生かしたコンサルタント職種も検討しました。

自社で提供するサービスに携わりたいという考えがあったことと、異なる領域からペイメント事業にチャレンジしているLINEサービスに関心があったことから、福岡拠点であるLINE Fukuokaに惹かれました。
ただ、惹かれてはいたけれど応募時点では「よく分からない」が正直な気持ちだったと思います。

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─ 正直にありがとうございます。そこから、入社を決めるまでに気持ちの変化はありましたか?
生津:「よく分からない」状態から、「ここでチャレンジしたい」という思いに変化したきっかけは、2つあって、ひとつはLINE Payに関連する業務の話が出たとき。もう一つは、落合さん(代表取締役社長)や鈴木さん(取締役COO)とお話ししたときです。

当時LINE Fukuokaでペイメント事業関連で、条件に合うポジションは募集がありませんでした。
LINEに対して「開発」というイメージが強く、金融業界に9年半いた自分が持つITスキルでは難しいかなと思ったので、これまでの企画や業務プロセス最適化の経験を補足要素として添え、オープンポジションで応募しました。

応募後に、私の経歴をもとに業務効率化を行っている部署の方と面談させていただき、その際にLINE PayのことやLINE Fukuokaでも一部の業務を担っているという話を聞きました。
LINE Payは面白いと思っていましたし、その業務を福岡でできるのは楽しそうだなと感じのでサービス担当の方と直接お話する時間もいただきました。何度かの面接を通して、LINE Fukuokaのことやサービスのことを理解していった感じです。

最終的に、 「ここでチャレンジしたい」と決めたのは、落合さんや鈴木さんとお話する中で、「LINE Fukuokaはまだまだ未完成だからこそ、チャンスが転がっている」と聞いたとですチャレンジしていける土壌があることは魅力でした。

また、LINE Fukuokaが抱えている課題を包み隠さず話してくださったことも、気持ちを後押ししました。ここまで、ざっくばらんにコミュニケーションを取ってくれる役員が経営する会社には、 フラットにコミュニケーションを取る風土があるんだろうなと
不安な部分ももちろんありましたが、面白そうだという気持ちが勝ちましたね。


実際に入社してみて、どうだった?
取りに行きたければ、どこまででもチャレンジできる

─ 入社前に不安だったのは、具体的にはどのようなことですか?
生津:「コミュニケーション」です。
前職の金融業界は「お堅い」業界です。採用面接でお会いした方の雰囲気もコミュニケーションのとり方も、とてもフラット。社風が全く違ったので、この世界に入るのは大丈夫かな?という不安はありました。

─ その不安はどうなりましたか?
生津:コミュニケーションに関しては、不安に思う必要はなかったと思います。
心の中に「もっと、フラットなコミュニケーションを取りたい」という気持ちがあったようで、私には合っていました。

前職では上下関係のはっきりした縦割りの社風の中で過ごしてきて、一つの稟議を通すにも覚悟が必要でした。それと比べると、 コミュニケーションに対してのストレスはなくなりました

電話・メール・FAXから、社内メッセンジャーやテレビ会議へコミュニケーションツールが変わったことも、違和感なく受け入れられました。思っていたよりも大丈夫でした。

オンラインでのコミュニケーションが活発だからこそ、 東京・福岡・海外拠点の物理的な距離を感じないことには驚きました。もちろん必要に応じて、実際に顔を合わせた打ち合わせも行います。

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─ 入社後LINE Payの運営組織で活躍されていますが、運営業務へのチャレンジはいかがでしたか?
生津:運営組織で経験できていることはメリットでしかな です。 
新卒から、ほぼずっと企画畑にいて、運営業務での経験は全くありませんでした。前職で見たコールセンターの「オペレーターさんがたくさんいて、いろいろな部門とコミュニケーションをとりながらお客様対応をする、とっても大事なんだけど大変そうなところ  」というイメージしかなかったくらい、何も知りませんでした。

実際に 運営業務に携わって思ったことは、「奥が深くて面白いということ。
ただ、入社してすぐは業務のことも、運営担当者がどういうことを考えて悩んでいるのか、「運営の苦労」という部分も理解できていませんでした。
企画者の視点で見ると「運営の苦労」は見えづらくて、何をやっているのか分からないと思われてしまうこともあるのかなと。。。

業務は、東京のサービス企画部門の担当者と連携して進めています。
積極的にコミュニケーションを取り、企画側で働いたことのある経験に運営側の視点を加えて率直な意見も伝えるようにしています。 

サービス企画部門側にも運営経験を持った方が入社されるなど、環境の変化も重なり、 企画と運営という職域に明確な線引きをするのではなく、お互いの視点を持ってより良いサービスを作り上げる関係になっていると思います。

結果のひとつとして、現在サービス企画担当者として兼務もしています。
運営業務に携われたことで仕事の幅が広がり、企画担当者としてより一層成長する機会にもつながりました。
今は福岡で働いているけれど、長いキャリアパスの中では、また東京に戻る可能性だってある。もう一度、企画の仕事がしたいと思ったときに、 この経験がデメリットになることはありません。

─ 初めて挑戦する運営業務で、知らないことや分からないことはどのように克服しましたか?
生津:一緒に働くチームのメンバーをはじめ、周囲の人に助けられたと思っています。
困っていることや自分の弱いところ、悩みを素直に話してアドバイスをもらいました。
社内での競争が激しい会社だと、弱みを見せたら競争から外されるという見方があるかもしれませんが、そういった無駄な争いはありませんでした。

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上司にも恵まれました。
入社して1年半、うまく行かなかったことも反省もいっぱいありますが、失敗したときに「お前はだめだ」と言うわけでもなく、軌道修正できるように声をかけてくれる。
折れることなく、次に進んでいけたのは上司のおかげです。

─ 働いてみて改めて、LINE Fukuokaはどんな場所ですか?
生津:物事の進行スピードは速いです。
決まっていないことが多くふわふわしている部分もあるのですが、きっちり決めようとする間に全く違う方向に進むこともある。重要になるポイントだけを押さえて、とにかく進める。こういう仕事のやり方もあるのか!と。

すでに完成した仕組みがあり、組織とその役割が明確に決まっている環境も世の中にはあります。言い換えると、「そこにいたら、そこの仕事しかない。」

LINE Fukuokaは、良い意味でも悪い意味でもそれぞれの役割がふわっとしています。
ネガティブに捉えるとすれば「自分がどこまでやればいいのかが不明瞭」ですが、 「取りに行きたければ、どこまででもチャレンジできる」状とも言える。それが魅力ではないでしょうか。


暮らしはどう変化した?
生活のレベルは上がり、無駄なコストはなくなった

─ 福岡で暮らすことで生活に変化はありましたか?
生津:社会人になって暮らした都市は、東京とフィリピン(マニラ)と福岡。
給与どうこうではなく、 福岡で暮らして生活のレベルが上がりました。まず、ご飯が美味しいです。お野菜やお肉は、同じ値段で手に入るものの質が変わったと思います。

通勤や移動にかける負担も、だいぶ軽くなりました。
自宅は、地下鉄1本で通勤できることを条件に探しました。おかげで、さくっと出社・帰宅できます。東京で毎朝乗っていた満員電車に乗らないだけで、すごく楽になりましたし、仕事とプライベートの間にあった 移動の無駄なコストもなくなりましたその分を仕事で発揮できる。

もし、Iターンで何の準備もなく福岡に住むことになったとしても、バス・地下鉄・電車があるので、車がなくても生活できます。博多と天神(ともに福岡市内で賑わうエリア)は自転車でも移動できる距離です。


迷っている方へ、メッセージを送るなら?
「用意されたレールを越えていきたい」と思っている方には挑戦してもらいたい。

─ 今、LINE Fukuokaで働くことを検討している方へ何と声をかけますか?
生津:「どうしようかな?」と悩む段階に来ているのであれば、「やってみましょう!」と言いたいです。
用意されたレール上を進む仕事に心地良さを感じている方や、決まりきった役割と領域での仕事を好む方には向いていない環境かもしれませんが、 「用意されたレールを越えていきたい」と、もがいている方や「もっと領域を広げたい。チャレンジしたい。」と心のどこかで思っている方は、ぜひチャレンジしていただきたいです。

─ 生津さんの転職は、想像していた通りのものになりましたか?
生津:地元である福岡に戻ることができて、自分の仕事の幅も広がった。それは 想像通りではなく想像以上 に良い経験になっていると思います。

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LINE Fukuokaでは、福岡からWOWを生み出すべく
チャレンジし続けているUIターン社員が多数活躍しています。
LINE Fukuoka Pressでは、今後もそんな社員をご紹介していきます。どうぞお楽しみに!

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