[社員インタビュー]Vol.12 技術好奇心×グローバルサービスの開発 LINE Fukuoka開発室長対談

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LINEは大規模ユーザーベースをもとに様々なプロジェクト・サービス開発を行っています。今回は開発室の室長にLINEの魅力と、エンジニアとして福岡で働くことについて対談形式でインタビューしました。
 
 
 
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開発1室 室長 / 林

海外のスタートアップでメッセンジャーの開発に携わる。
LINEのサービス規模や技術に興味を持ち入社。
子育ての環境が良さそうなイメージがあり福岡を選択。
LINE スタンプショップ、フロントエンド、プライベートインフラ構築チームを統括。
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開発2室 室長 / 新田

東京でWebサービス開発に携わる。子育てを機にキャリアチェンジを考え福岡にIターン入社。
モバイルゲームの開発を経て、組織の立ち上げ時に参画。
LINEファミリーサービス開発、テスト自動化チームを統括。
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開発3室 室長 / 上野

Webサービス開発、SIer、デリバリーピザチェーン本部の社内SEなど様々な開発を経験。
再度Webサービス開発でのキャリアを考え入社。
LINEファミリーサービス開発やSRE、データ分析・機械学習チームを統括。

LINE Fukuoka開発室について教えてください

- 林
設立から5年、開発室は約100名程になり、半数以上が多国籍エンジニアとダイバーシティに富んだ組織になりました。アプリケーション開発からデータサイエンス、インフラ、開発支援(SRE)と様々な分野のスペシャリストが在籍しています。

- 新田
私もサービスの立ち上げから関わっているLINEバイトなど、LINEファミリーアプリ関連の開発を多く担っています。コードベースはJavaが多いですが、息の長いサービスはPerlもありますし、最近はサーバーサイドKotlinも増えていますね。

- 上野
あとLINEは、Verda と呼ばれるプライベートクラウドを内製していて、福岡にもその開発を行っているチームがあります。
専門性の高い分野は別のチームをつくり、フェーズに応じて必要な開発や支援も行っています。

開発チームはどのような体制ですか?

- 林
開発案件により大小ありますが、だいたい1チーム4~6人くらいです。クライアント開発は積極的に海外採用をしているので外国籍エンジニアが多いです。台湾や中国、アメリカ、ドイツ、ブルガリアなど世界各国から優秀なエンジニアが入社しています。

- 上野
外国籍エンジニアが多いのは、英語のみでもOKという環境が一番大きい要因だと思います。
そういうと英語必須なのかなと思われてしまいがちですが、基本的に公用語は日本語なので安心してください。重要なミーティングには開発専門の通訳者が同席しています。

- 新田
そうそう。お互いに円滑なコミュニケーションを取れるように語学支援を行っています。日本語も英語もマンツーマンで授業を受けられるように体制を整えていますし、お互いに尊重しながら業務を通して理解し合うことも重要だと思っています。
 
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LINEエンジニアの魅力は何ですか?

- 林
そうですね、やっぱり自社サービスの開発は魅力です。自分が使い続けられるサービスに関われることは気持ちも入るし、やっていて面白いです。サービスによっては一気に数万・数十万ユーザーに到達することも多いので、緊張感とやりがいを感じています。
現在グローバル含めたLINEグループ全体ではエンジニアが2300人程います。
業界で著名なエンジニアも多く在籍しているので、その人たちと同じフィールドで働いてみたいと思ったのも私が入社を決めた一つの魅力です。
またLINEグループでは社内コミュニケーションツールや管理ツールは同一なので、ある開発フェーズで“なぜその技術を選定したのか”などエンジニア同士、気軽に意見交換ができるのがいいですね。

- 新田
確かに、ソースコードも全部見れるから、色々と参考にできることも多いですね。
また、自分の得意分野をより追求したキャリアを築ける環境も魅力の一つだと思います。
小さな会社だとオールマイティな能力が必要ですが、LINEだとポジションが細分化されている分、それぞれの分野で専門性を深く追求できます。それに加えて様々な分野のエンジニアと協働するので、新たな観点や技術を知る機会も多く、技術的な視野も広がります。刺激を受けて成長速度がすごく速くなると思いますね。

- 上野
規模が小さいと設計にあまりこだわらなくても問題なく運用できることがあるんですが、規模が大きいとシビアなパフォーマンスを意識した設計が必要になってきます。LINEサービスに携わっているとそのような意識をもって開発に取り組む必要性が出てくるので、そういう能力を培えるフィールドは魅力的だなと思います。
 
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エンジニアとして福岡で働くとは?

- 上野
福岡もここ数年で有名なIT企業が増えてきましたね。これまでは東京にいないと大きなプロダクトに関われなかったけれど、今は福岡にいながら同じ技術水準で同規模のプロダクト開発に携われるようになりました。エンジニアとしてキャリアダウンせず、ロケーションを問わずに働けるようになってきたので、ライフステージを考慮して首都圏以外のエリアに目を向けるエンジニアも増えてくるんじゃないかなと思います。
有名なエンジニアも福岡に留まるマーケットになるでしょうし、コミュニティを立ち上げたり、盛り上げていくとより良いサイクルができるのではないかと思います。

- 林
確かに、スタートアップも増えてきた印象ですね。福岡市も積極的に活動を後押ししているので、街全体が次第に活性化されてきていると感じます。ただ、私の印象では福岡はまだエンジニアの流動性が少ないと思います。福岡には有名なIT企業も多く拠点を構えているので、キャリアチェンジの選択肢は増えてきていると思いますよ。もう少しキャリアの流動性が創れる環境にして、福岡をエンジニアにとってより健康的なマーケットにしていけたらなと思っています。その中でLINEを1つの選択肢として捉えてもらえると嬉しいですね。

- 新田
そうですね。あと、福岡は東京に比べると勉強会などの規模は小さいですが、自分が能動的に関われば企画や運営などエンジニアリング以外の経験や知見を増やす機会を沢山得られます。そういう活動をポジティブに捉えられるとキャリアややれることって意外と広がりを見せると思います。
また、福岡は地理的にもアジアの海外ブランチに近く、韓国や台湾へ出張にいくこともありますね。国内でも複数の拠点で分担しながらプロジェクトを進めているので、家庭の都合などで他の拠点で働きたいという希望があった場合は、キャリアの選択肢として相談ができるのはいい環境だと思います。

働き方や待遇面の違いはありますか?

- 新田
それでいうと、技術や給与水準は全国統一なので、待遇面などでの違いはありません。
私は福岡のほうが可処分所得/時間が増えたと感じているので、やりたいことがある人にとってはすごくいい環境だと思います。私の場合、通勤時間は電車で10分程度で都市部に安く住めるし生活の質が上がりました。

- 上野
私は小さい子供もいて、急な迎えが必要になるときもあるので、裁量労働で仕事とプライベートのバランスが取れる働き方はとてもありがたいなと思ってます。福岡はコンパクトな街なので、色々と効率よく時間も融通が利くので気に入っていますね。

- 林
そうですね。私も技術レベルや給与水準が同じなら、子育ても考えてまずは福岡に住んでみようかなと思いました。福岡にいながら、グローバルの仕事を感じられるのはLINEならではだと思いますし、面白いフィールドだと感じます。

どんなチャレンジができるフィールドですか?

- 新田
LINEはメッセージングアプリのみならず、AIやFintechなど様々な新しいサービスを展開しています。
開発領域も幅広くなり、チャレンジできるフィールドが広がっていると思います。少し前だと募集していなかった分野でも、今は様々なキャリアのエンジニアが活躍できるようになってきました。
過去にLINEの選考を受けられた方でも一年経てば再応募できる「ReChallenge制度」もありますので、是非チャレンジしてもらいたいですね。

- 上野
そうそう。あまり知られていないかもしれないですが、LINEは会社規模は大きいけど、中身はベンチャー気質で結構カオスです(笑)。まだまだ発展途上だから、色々チャレンジできることは多いです。エンジニアリング以外でも企画との協働や、マネジメントを担うチャンスも多いので、そういう環境を楽しめる方とも一緒に働きたいですね。

- 新田
自分の裁量で選択できることが多い環境なので、ベストプラクティスが整っていない分、自分が主役になって道を作っていける環境です。与えられた仕事を完遂するというよりは、落ちている仕事をどんどん取って、自分が一番かっこいいと思うやり方で開発できるのが、なにより楽しいと思います。
 
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今後の展望を教えてください

- 林
福岡でもっとプロジェクトを拡大していきたいと思っているので、エンジニア組織として150名くらいの規模感まで持っていきたいなと思います。今よりもやれることが増えると、エンジニアとしてのキャリアの幅も広がるので更に様々なチャレンジができる環境を作っていきたいですね。

- 新田
そうですね、私自身が入社以来やることがどんどん変わっていく中で、それを楽しんできたので、今後も事業領域の拡大と共にチャレンジがしたい人をサポートできる環境を作っていきたいですね。

- 上野
開発室として新しい領域の開発もどんどん担えるような体制を整えつつ、福岡から、時代にインパクトを与える新しいサービスを創っていきたいと思っています。


**2021年7月16日追記**
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