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[エンジニア対談]LINE Fukuokaのデータ分析・機械学習エンジニアとして取り組んでいきたいこととは?

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【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。9月30日以前の記事は、旧社名の情報を元に作成しています。
 
LINE Fukuokaには、データ分析に特化したチームがあり、データエンジニア・機械学習エンジニア・データサイエンティストが活躍しています。
今回は皆さんにこれまでのキャリアや、福岡で取り組んでいる内容について話を聞きました。

これまでのキャリアと入社のきっかけ

―これまでのキャリアや、LINE Fukuokaへ入社した経緯を教えてください。
 
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―立石
LINE Fukuokaに入社する前は、主にRubyやPHPを使ってWebサービスを作っていました。業務ではないですが、個人的にコンピュータービジョンや機械学習に関するプロダクトを作っていた時期もありました。
LINE Fukuokaに入社してからしばらくは、PerlやJavaを使ったサーバーサイドのタスクをやったり、Androidアプリケーションを作ったりもしていました。その傍らで、機械学習を使えばこういうことができるよ、といくつかデモを作ってプランナーに提案したり、実際に本番に導入したりしていました。
そのような経験を積んだ後、2016年の10月にデータ分析チームが立ち上がったと同時に異動し、現在は機械学習や分析関連のタスクを担当しています。

―LINE Fukuokaに入社したきっかけは何ですか?
―立石
LINEが福岡に開発拠点を構えたという話を耳にしたときに、単純に面白そうだなと思いました。既にLINEのエンジニアとして働いていた知人から、エンジニア職の入社テストがとても難しいということを聞いて興味が湧き、チャレンジしてみようと思ってエントリーしたのがきっかけですね。
 
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―本郷さんのこれまでのキャリアを教えてください。
―本郷
地元は福岡で、就職に際し、東京へ行きました。これまで様々な経験を積みましたが、セキュリティの会社で働いていた経験が長いですね。
仮想マシン上でマルウェアの解析をするんですけど、データ分析関連でいうと大量のマルウェアを仮想環境で実行し、そのデータを取ってどういうマルウェアが多いのか、どうやって検知したらいいのか、ということを沢山やりましたね。データを使ってマルウェアの分類をしていた感じです。
そういった経験を東京で積んだ後は、カナダのデータベース製品をつくっている会社で、MongoDBと互換性のあるクエリが書けるカラム型データベースの開発をしていました。
日本に帰国しようと思ったときにいち早く縁があったのがLINE Fukuokaだったんです。
 
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―陆妍(Lu Yan)さんは海外からのIターンですよね? 
―陆妍(Lu Yan)
はい。私は去年の10月に入社しました。前職では中国のテレコミュニケーションの会社で、配信機やルーターのデータ分析をやっていました。

私はSNSのデータ分析をやってみたいと思っていたのですが、前職ではそういう仕事はありませんでした。当時は東京・福岡の違いもよくわかっていなかったのですが(笑)、LINE Fukuokaに出会って採用担当の方が福岡のことや職場環境のことを色々教えてくれたので、ここでやってみようと思って入社しました。それに、小さいころから日本に住んでみたいとも思っていましたのでちょうどよかったです。

―大城さんはこれまでどのようなキャリアを築いてこられたんですか?
―大城
出身は沖縄なのですが、Webエンジニアとして東京で就職しました。その後、データ分析の部署で広告の分析やDMPの構築などに携わり、本格的にデータ分析の世界に関わるようになりました。
その後、大学時代の同期が立ち上げたベンチャー企業に転職しまして、そこで1年半程、色々なクライアント様のデータ分析に携わりました。今は100人近い社員がいますが、当時は10人にも満たない小さな時期でしたので、分析だけでなく営業や契約書作成など何でもやっていました(笑)
そんな濃厚な経験をさせてもらっていたのですが、個人的に福岡に生活拠点を移したいという理由があったことと、クライアント様のデータ分析だけでなく、自社サービスの分析やそれによる改善提案などをやってみたいなと感じたので、大きな情報量を持っていて且つ関連サービスを多くもつLINE Fukuokaに入社を決めました。
 
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データ分析チームの立ち上がりと福岡からの新しい取り組み

―データ分析チームとしてどんなタスクを行なっているのですか?
―立石
福岡でデータ分析チームが立ち上がった後、まずはLINE株式会社(東京)のLINE Data Labsが持っているシステムの説明や状況を聞き、徐々に東京のタスクを福岡でも行なえるように調整してきました。東京にいるプランナーともコミュニケーションをとって東京と同じレベルで福岡でもやっています。最近では、福岡で担当するタスクも多くなってきていますね。

―皆さんはどのようなタスクを担当しているのですか?
―立石
LINE Fukuokaのデータ分析チームは、みんな専門分野が異なるので受けているタスクも全然違います。僕は、毎月の売上や広告の効果がどのくらいあるかを数値で可視化できるレポートを作るのが今の主なタスクです。LINEは様々なサービスを提供しており、非常に多くのデータが日々蓄積されているので、レポートを表示しやすいようなデータに整形しないといけないんです。そのETL処理を書いたり、まとめたレポートを見やすく綺麗に出力したりしています。その傍ら、いくつか機械学習関連のタスクを持っています。

―本郷
企画担当の方が、サービスの改善や新しい施策を進める際に参考とするユーザー特性などのデータを集める仕事をやっています。
あとは、インフラ寄りの面で言うと、集めたデータを自由に見たいという社内からの要望があるので、いろいろな人がクエリを叩いたときのサーバーやミドルウェア側のリソース管理をどう設定するかや、見えちゃいけないデータを見えないようにするためのセキュリティ周りの調査をしています。

―大城
僕は陆妍(Lu Yan)さんと一緒にグロースハックのプロジェクトをやっていることが多いですね。LINEのサービスを伸ばしていくためのサービスに深く入り込んだデータ分析です。
ちなみに所属しているチームの拠点は福岡にありますが、実際の業務は東京と連携して進めることが多いです。現在メインで担当しているグロースハックのプロジェクトでは、東京のLINE Data Labsのデータプランナーをハブとして各サービス側の関係者と繋いでもらい、TV会議システムを使ってdailyの進捗共有、週1回のサービス側との報告会、月に1度の出張で業務を進めています。
リモート環境でもなるべく認識の齟齬がないようWikiやチケットに情報をテキスト化する工夫や、単なる分析レポートで終わらないよう、サービス成長のための改善提案までセットで持っていくことを心がけています。

―立石
データ分析チームの立ち上げ時に、東京の仕事をもらうだけじゃなくて福岡独自で色々なタスクを受けていけるようにしていきたいね、と話をしていたのですが、その点でいうと大城さんと陆妍(Lu Yan)さんのグロースハックの事例は独自性が高いかもしれないですね。

―大城
確かに、現時点で元々担当しているサービスのプランナーではなく、LINE Data LabsとしてここまでLINEサービス内に入り込んで分析・解析をやっている事例としては福岡が第一弾だと聞いています。
なおグロースハックの取り組みが始まる以前も、アドホックの分析、又はshotの分析と呼ばれるような短期での分析は各サービスから依頼を受けて対応していたのですが、基本的にはオーダーを受けた内容に関して応え、そちらが終わるとまた別のサービスの分析依頼に応える、という形でした。
対してグロースハックのプロジェクトでは一つのサービスのKPI達成のため継続的に数値を追っていきますので、初めは点と点であったshotの分析内容も、だんだんと繋がりが出てきます。また「そもそも何を分析すべきか」という上流の部分から「改善提案」の出口までサービスとタッグを組んでプロジェクトが進められますので、分析者の立ち位置でもサービスとの一体感が感じられる部分が面白いなと感じています。

―立石
LINE Data Labsの分析者とサービスの企画者のみんなで一緒になってグロースハックしていこう!という話は、大城さんが言うように今2人が入っているプロジェクトが初めての形式ですよね。


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―グロースハックを福岡でやることになった背景は?
―立石
LINEファミリーサービスをよりよくしていくために、一緒にグロースハックしてほしいという依頼がサービス側からあったんです。その依頼と同時期にLINE Fukuokaに分析チームができて、尚且つ大城さんと陆妍(Lu Yan)さんが入社されてデータサイエンティストが増えてきたタイミングだったので、福岡の分析チームで依頼を受けることになりました。

―陆妍(Lu Yan)
前職での経験はありますが、もっと色々できるようになりたいという思いもあるので、勉強もしながら、大城さんと一緒に分析・解析に取り組んでいます。7月に東京で開催するLINE Developer Meet up in Tokyo#18の中で、大城さんと東京のData Labsの森本さんがどのようにプロジェクトを推進しているのか紹介する予定です。

福岡でのデータ分析・機械学習エンジニアコミュニティ

―福岡界隈にデータ分析・機械学習エンジニアの方は多いですか?
―大城
そうですね。私は社外で行なわれている勉強会にもちょくちょく顔を出しており、最近ではR言語の勉強会に参加したのですが、感覚としては東京よりまだ少ないのかなという感じですかね。興味はあってやってみたいけど、業務として実際にやっている人はあまりいない印象です。
感覚値になりますが、個人的には数年前の「ビッグデータ」や「データサイエンティスト」がバズり始めた時期の東京に近い雰囲気を感じています。

―本郷
オンプレでHadoopを運用しながら使っている会社って福岡にほとんどないですよね。

―立石
確かにそうですね。クラウド上のデータマネジメントサービスとかにデータをあずけて、そこで運用しているということはあるかもしれないですけどね。

―本郷
自社で保有しているというケースは福岡ではまだ多くないんだと思います。

―立石
僕も前職では一時期クラウド上のデータマネジメントサービスを使っていました(いまも使っているかどうかはわかりませんが)。

―本郷
データ分析基盤系の勉強会で参加者と話をした感じだと、クラウド上のデータマネジメントサービスとかAWSとか使っている人がほとんどでした。オンプレでもやってみたいというエンジニアも多くいると思います。ただ、業務でやれる環境が多くないというのが現状というところですかね。

―立石
興味はあっても実際に業務でやろうとすると、そもそものデータがないとか環境がないとか、いろいろ障壁はありそうですね。

―大城
先日、私が主催した勉強会では100名程の参加者がいましたが、東京からの参加者は経験者が多い印象がありますよ。LINE Fukuokaのエンジニアも海外からJOINしてくることも多いですしね。そういえばYanさんは海外の事情には強いと思うのですが、海外の分析者から見た福岡はどうなんでしょう?

―陆妍(Lu Yan)
そうですね、海外でデータ関連の仕事をしている人はたくさんいますよ。同じような仕事に携わりながら、日本で過ごして日本のことも学んでいきたいということだったらLINE Fukuokaはレベルの高い外国籍社員も多い環境なので安心してチャレンジできると思います。

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今後やっていきたいことと、LINE Fukuokaでのやりがい

―皆さん専門分野が異なると思うのですが、今後やっていきたいことってどんなことですか?
―本郷
僕はシステムプログラミング系の出身なので、今も触っていますが、分散処理のミドルウェアとかをたくさん触りながら、オープンソースにコミットしていけたらと思っています。

―立石
僕は機械学習が強みでこの分析チームに移ってきたので、そのタスクをもっと沢山やりたいなと思っています。
東京のLINE Data Labsに機械学習のチームがあり、機械学習関連のタスクはそのチームがメインでやっているんですが、福岡でも何かしら機械学習の分野で価値を見出せるようなタスクにチャレンジしていきたいと思っています。

―大城
僕は海外案件ですかね。グローバルに展開しているサービスを世界規模で分析するということは、東京でも、福岡や海外オフィスであっても関係がないと思っています。
現在LINE Fukuokaでは全社員の約10%が外国籍スタッフで、例えばデータ分析チームだと陆妍(Lu Yan)さんもそうですが、海外から入社したエンジニアが多く在籍しています。
彼らから学ぶことができる様々な国の文化や風習、考え方が、グローバル展開しているサービスの分析に活かせるんじゃないかと思っています。
あとは逆の視点で、例えば九州に多いコンタクトセンターの業務改善に向けたデータ分析などを事例化できると福岡ならではのデータ分析として一つジャンルが成立するかもしれません。

―陆妍(Lu Yan)
私は入社したばかりで、メンバーの中でも新人なので、単純にもっとスキルアップしたいと常に思っています。
機械学習の分野もとても興味あるので、タスクと並行しながら勉強に励んでいます。
 
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―現在、分析チームでエンジニアを募集していますが、どんな方にJOINしていただきたいですか?
―立石
まだ組織が小さい分、タスクを受けるだけではなくこちらから提案していくスタイルが多く、やるべきことが固定されているわけではないので、そういう状況を柔軟に楽しみつつチャレンジしていける人が合うと思います。
機械学習やデータ分析というと、難しい仕事が多いのではないか、非常に高い専門的なスキルが必要なのではないかというイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限らないので、最初から難しそうだから無理だと決めることはせず、“これはできる”と自分に自信を持って取り組んでくれるタイプだといいですね。

―本郷
東京のデータ分析基盤系の勉強会でエンジニアと話してみると、オンプレでHadoopを運用してみたいという人が結構いたので、そういう「チャレンジしたい」という気持ちを持っている方がLINE Fukuokaに入社してみると面白いと感じてもらえることが多いのではないかと思います。
それに、LINE Fukuokaは自分がやりたいと思ったことを提案すれば自由にチャレンジさせてくれる風通しの良い環境なので幅広い知見を積むこともできます。

―大城
LINE と聞くと大規模に映るかもしれませんが、LINE Fukuokaのデータ分析チームはまだ小さい組織です。
その中で各人が専門分野を持っており、個性を活かしてバランスよく成り立っているなと思いますね。ただ、まだ組織としては小さいので、ベンチャー気質な感覚でなんでもチャレンジしてみようという気持ちを持っている方にJOINしていただけると嬉しいです。今のフェーズではそういう方が合うのかなと感じています。

BLOG_LINE Fukuokaデータ分析image9
 
7月に開催予定のLINE Developer Meet up in Tokyo#19に、データ分析チームのメンバーも登壇します。

<LINE Developer Meetup in Tokyo#19>
日時:2017年7月22日(土)14:00~17:30
場所:【東京/新宿】 LINE株式会社
・東京・福岡のデータ分析チームについて
・大規模テキストマイニングによるユーザーの興味関心抽出及び可視化
・Apache ZeppelinでPySparkを実行するまで
・東京-福岡連携で実践するグロースハックプロジェクト
エントリー:connpassにて受付中  ※定員に達した為、締め切らせていただきました。


今後も様々な機会を設けていく予定でございますので、よろしければ次回開催時にご参加ください。

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