[インタビュー]LINEサービスの安心・安全を届ける「サービス審査」

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【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。2023年9月30日以前の記事には旧社名で記載しています。

「LINER~私のシゴト~」では、LINE Fukuokaで活躍するLINERたちのシゴトの魅力やキャリアについてご紹介していきます。
今回ご紹介する3名が所属するReview Operation室ではLINE公式アカウントやLINE広告、LINEスタンプなど様々なLINE関連サービスにおける審査業務を通じて、ユーザーに安心・安全に利用いただくための取り組みをおこなっています。

宮野 雄作
Review Operation室 Creators Market Operationチーム マネージャー
前職はホテルマンとして接客業に長く従事。2014年にLINE Fukuokaへ入社し、LINEスタンプの審査オペレーターを経て、現在はマネージャーとしてLINE Creators Marketの審査チームを統括。

森山 未央
Review Operation室 広告審査チーム マネージャー
理学系研究職派遣をメインとした人材サービス会社の営業として従事。全国転勤ではなく、地元福岡での就職を考え、LINE Fukuokaに入社。アカウント関連の審査経験を経て、現在はマネージャーとして広告関連の審査チームを統括。

島田 瑞穂
Review Operation室 Account審査チーム マネージャー
前職は化粧品・健康食品メーカーのコールセンターにてお客様対応に従事。2016年にLINE Fukuoka入社後、LINE公式アカウントの審査対応、研修体制構築などを経て、現在はマネージャーとしてアカウント関連の審査チームを統括。

 

─これまでのキャリアと入社のきっかけを教えてください

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宮野

前職はホテルマンでした。接客業は大好きだったのですが、体力面を考慮すると将来的な不安もあり、転職を考え始めたタイミングで知人からLINE Fukuokaを紹介されました。
IT業界は未経験だったのですが、元々プライベートでデザインを学んでいたこともあり、LINEスタンプの運営に携わることができるというのは非常に魅力的だと思いました。ユーザーのニーズを汲み取ってサービスを運営していくという観点では前職の接客経験も活かせています。
また、不安に思っていた体力面についても、残業が少なく有給休暇も取得しやすい働きやすい環境で、ユーザーはもちろん社員のこともとても大切にしている会社だと感じています。
 

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森山

私は前職では人材サービス会社の営業として全国を転々としていました。転職を考え始めた当時、LINE FukuokaができたばかりでTVのCMを通して募集を知ったのがきっかけで、福岡に戻りたいという気持ちが強くなったこともありチャレンジすることを決めました。
営業が嫌だったわけではなく、むしろデスクワークで大丈夫だろうか、という不安があったのですが、入社してみると様々なステークホルダーとのコミュニケーションや、マネージャーとしてメンバーの前で話す際に物おじせずに意図を伝えることができるという点では営業時代の経験が活きているように思います。
 

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島田

営業から審査って一見かなりギャップがありそうだなと思いますが、実際いかがでしたか?
 

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森山

そうですね、確かに審査は細かいところを見落とさずにチェックしなければならないという業務の性質上、黙々とした作業が多いです。そういった作業が苦手だと、ギャップを感じやすいかもしれませんが、一方で組織全体を見たときに外に向けた発信やオープンに意見を言いやすい空気を醸成していくことも必要だと感じています。偏見かもしれませんが、営業出身の方だとそういった発信や空気づくりが得意な方も多い気がするので、是非そういった組織の一体感醸成に一役買っていただきたいなという思いはあります。
島田さんはコールセンターから転職されたので、LINE Fukuokaと似ている部分が多そうですがいかがでしたか?
 

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島田

はい、私は前職が通販会社の自社コールセンターだったので、チャット文化や目標管理の手法など、働き方の面でかなり近い経験がありました。転職先を探す際は、コール対応のない仕事をしてみたいと思っていたので、経験を活かしつつ新たなチャレンジをできてよかったと思います。
一方で、前職と違って驚いたのは会社全体の意思決定やサービスリリースまでのスピードの早さです。いつの間にか新規サービスのリリースが決まっていたり、ルールがアップデートされたり、世の中の情勢を業務に取り入れていく必要があるので、常にアンテナを張っておく必要があるという部分では緊張感もありますが、日常生活で得た情報が業務に活きるシーンもあり、やりがいにも繋がっています。
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─業務内容を教えてください

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宮野

私が統括しているCreators Market Operationチームでは、LINEの公式スタンプやLINE Creators Marketのスタンプや着せ替え、絵文字等の審査をおこなっています。日本国内だけでなく、世界中から申請がくるので、日本の基準だけでなく、そのスタンプが使用される国のユーザーが見たときにどのように受け取られるか、というような観点も必要です。そのため、私のチームには様々な国の文化や言語に精通したメンバーが集まっており、とてもダイバーシティに富んだ環境です。
 

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森山

私は広告審査チームのマネージャーをしています。文字通り、LINE関連サービスに掲載されている広告の審査をおこなっているのですが、例えばLINEマンガやLINE NEWS、LINEのトークの上部等に出す広告バナーに関して、申請が上がってきた段階で表現が法律に抵触していないか、誇張表現や不正なもの、ユーザーに誤認を与えないかなどの視点でガイドラインに沿った審査をおこなっています。
 

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島田

私が担当しているのはAccount審査チームです。アカウント審査というとあまり聞きなじみのない方も多いかもしれませんが、主にLINE公式アカウントや、最近多くの店舗やユーザーにも利用いただいているLINEミニアプリの審査等をおこなっています。例えば、利用申し込みがあった企業や店舗が実在するものなのか、取り扱っているサービスに違法性がないかなどを確認しています。
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─仕事を通してのやりがいや面白みを教えてください

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宮野

審査は自分の得意とする領域がそのまま活かせるシーンが多いように感じます。例えば趣味で好きなものやアイドル等の二次創作作品や風刺などの申請が上がってきたときに気づくことができ、各オペレーターがそれぞれの得意領域を持っているので、必要に応じて情報共有や勉強会を開くこともあります。
また、海外の文化を知ることができたり、自分が審査に携わったスタンプがリリースされてランキングに入ったりするのも楽しいですね。
 

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森山

広告だけでなく審査業務すべて共通して言えると思うのですが、様々な業種やサービスから申し込みをいただくので、まずその業種やサービスを知らないと審査ができません。つまりサービスを知ることがスタートになります。今まで知らなかったものや漠然と名前だけ知っていたものに対して深く学んで知識が増えるので、自分の生活に活かせることも多いと感じます。
 

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島田

確かにそうですね。世の中のトレンドもどんどん取り入れていかなければならないので、新しいサービスやそれにまつわる法律等、自然と知識が増えます。
あとはスタンプ審査同様アカウント審査でも、自分が審査に携わったサービスや店舗を街中や実生活で見かけると、使ってもらえているなと、嬉しくなりますね。
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─どんな人と一緒に働きたいですか
 

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宮野

スタンプ審査では、イラストを見てどう受け取るかというのが千差万別なため、白黒はっきりしない事象に出くわすことも多々あります。もちろんそれぞれのオペレーターが主体的に考えて、解を追求していく必要があるのですが、絶対に自分一人で完結しないといけないということはありません。わからないことはわからないと言えること、そして前回の例はOKだったが今回のケースではどうか、と問題提起できるかどうかがユーザーへの安心・安全の提供につながると考えています。
 

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島田

確かにそうですね。何か心に引っかかったときに、それをスルーせずに追求していく探求心を持った人が向いているなと感じます。そういったことを嫌々やるのではなく、突き詰めていくことを楽しめる人と働きたいです。
 

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森山

自分から積極的に情報収集できる人は、この仕事を楽しんでいる人が多いですよね。自分で得た情報をチームに展開してくれたりすると、さらに全体のバリュー向上にもつながってとてもいいなと感じます。
あとはLINE全体でどんどん新規サービスが出てくるので、都度審査の需要も増えています。Review Operation室の共通風土として、手を挙げた人には積極的にチャレンジを後押ししていくスタンスなので、新しいサービスの立ち上げにも携わる機会が沢山あります。
 

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島田

組織としても、今年(2022年)4月に再編してまだまだ立ち上げフェーズと言えますし、新しいサービスも更に増えているので、立ち上げや構築に関わる機会は多く、裁量を持ってチャレンジしたい方にとってはやりがいの多い環境だと思います。
LINE Fukuokaでは福岡から“WOW”を生み出すべく、共にチャレンジする仲間を募集しています!
今回インタビューをしたReview Operation室の審査に関連する募集はこちらからご覧ください。
 

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