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サービス開発から社内ITまで、ユーザーに”WOW”な体験を届ける-採用week DAY3:開発編レポート

サービス開発から社内ITまで、ユーザーに”WOW”な体験を届ける-採用week DAY3:開発編レポート サムネイル画像
【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。9月30日以前の記事は、旧社名の情報を元に作成しています。
LINE Fukuokaでは9/23からの3日間、転職を考えている方や、福岡で働くことに興味を持っている方に向けたキャリア採用イベント「LINE Fukuoka採用week」を実施しました。
今回は福岡在住の方だけでなく、福岡へのUIターンを検討している方も対象にオンラインで開催。3daysで業界を分け、LINE Fukuokaの仕事やプロジェクトを現場社員の生の声でお伝えしました。

DAY3のテーマは 「開発」開発エンジニアやQA・テストエンジニア、ITヘルプデスクなどの経験が活かせる4つの部署が登壇しました。当日の様子をレポートします!

当日参加された方も、そうでない方も。
・LINE Fukuokaに興味はあるけどどんな仕事があるの?
・福岡へUIターンを検討中
・自分の経験が活かせる仕事を探している
という方は、ぜひご覧ください^^!

Contents
開発部門(開発1室・2室・3室、UIT室、DataLabs)
QA Engineering室
LINE TEST室
IT支援室


開発部門

開発部門からは、開発3室/Data Labs室長の上野が登場。
LINE Fukuoka開発組織の全体像や、担当サービスについてお話しました。

LINEの開発組織では、LINEの価値基準である「WOW」を大切にしています。すなわち、
・サービス競争力を高めてNo.1を目指すこと
・ユーザーに驚きを与える体験を追求すること
を両立するサービスの創出を目指しています。

単にプロダクトをつくるだけでなく、そこから生まれる価値や体験をユーザーに届けることがエンジニアの責務。
そのため、社内の会議等では「その機能、本当にWOWなんだっけ?」といった会話が頻繁に飛び交います。

開発組織の構成はこちら。
 
2_開発組織構成
LINE Fukuokaでは、サービス開発に専念する8つのチームと、特定の職能を持つ7つのチームが連携してプロダクトづくりをおこなっています。
現在約100名が所属しており、LINE株式会社より小規模ながら、ほぼ同様のファンクションが揃っている点が特徴です。

こちらがサービス開発にコミットする8つのチーム。
 
3_service開発にコミットするチーム
主に、LINEプラットフォーム上で動作する「ファミリーアプリ」と呼ばれるサービスの開発を担っています。
チームはサービス別、かつポジション別(サーバーサイド、クライアントサイド等)で分かれており、「チームメンバーはすべて同じポジションの人」というのが特徴。
異なるポジションのメンバーが所属するチームと連携しながら、各サービスの開発を進めていきます。

続いて、開発チームと連携する3つの専門チーム。
特定の専門知識を持ったエンジニアが集まり、サービス開発を行う各チームにアサインされていきます。

4_開発_3つの専門チーム
UITはフロントエンドエンジニアのチーム。
必要に応じて各サービスにアサインされ、フロントエンド開発を担います。

Test Automation & SETは、サービステストの自動化やテスト基盤開発をおこなうチーム。

そして、社内にある膨大なデータの分析や、機械学習のエンジン・モデル開発をおこなうのがData Labsです。サービス改善・業務効率化・コスト削減・サービスや組織の意思決定補助などに関与しています。
福岡ではサービスのグロースハックだけでなく、サービス運営組織の改善プロジェクトにも取り組んでいます。

続いて、サービス開発を支援する4つのチーム。

 
5_開発4チーム

Server Observabilityチームは、社内で広く使われている、大規模なサーバー監視基盤を開発しています。Prometheus を中心としたシステムで、福岡のこのチームがメインで開発を進めています。

Verdaチームは、内製のプライベートクラウド・Verdaの開発チームです。
LINEではほとんどのサービスがこのVerda上で展開しています。
こうしたクラウドサービスの開発ができる機会というのは、他社でもなかなか無いのではないでしょうか。

Developer Relations チームは、技術エヴァンジェリストが所属する組織です。
自らが表立って活動するだけでなく、エンジニアの登壇やイベント開催を支援したり、イベントを主催したりもします。

Lean & Agile チームは、自己組織化とコラボレーションの文化を推進するチームです。
サービス開発現場に入っての開発プロセス改善支援や、エンジニアリングマネージャーに対する支援を行います。
開発を進めながら自分たちでアジャイルやスクラムを実践するのは難易度が高いですが、そこを独立したチームが支援する、というのもLINE開発組織の魅力かもしれません。

各サービスの開発は、通常下図のように、複数拠点をまたいでおこなわれます。
 
6_拠点間連携
東京や韓国以外にも、京都、台湾、中国などの拠点と連携し、開発をおこないます。
上図は一例であり、サービスによって、各拠点が担う役割も異なります。
各拠点は「委託元・委託先」といった関係ではなく、それぞれが対等な立場でサービスに関わっている点も特徴です。

もちろん、サービスづくりには開発組織以外にも様々な組織が関わります。
必要に応じて連携しながら、ユーザーにとってより良いサービスの提供を目指します。
 
7_関係組織

福岡の開発組織が現在担当しているサービス例はこちら。

LINE STORE、スタンプショップ
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スタンプを中心に有料コンテンツの購入ができるサービスです。
開発担当者は、Web・LINEアプリ内のプラットフォーム開発だけでなく、LINEアプリのスタンプ送受信部分の開発も担います。
LINEでも有数の高トラフィックかつコア事業に位置づけられるサービスですので、サービスの安定性が非常に重視されており、SREのポジションもあります。


LINEウォレット
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LINE本体のタブコンテンツのひとつであり、LINE Payを始め様々な金融系サービスのデータを集約し、ユーザーに合わせた情報を表示しています。
LINEメインタブのひとつということで、機能変更等に対するユーザーの反応も非常に大きいです。


LINE Creators Market  
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ユーザーが作成したスタンプや絵文字、着せかえを、先述の販売プラットフォームに乗せて販売できるサービスです。開発担当者は
CMS開発
新しいスタンプフォーマットやコンテンツへの対応
に加えて
大容量のユーザー生成コンテンツの処理・管理
Perl から Java へのリプレイス
など、様々なチャレンジが可能です。

※LINE Creators Market開発チームのインタビュー記事はこちら

LINE CREATORS STUDIO
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スマホで気軽に LINE スタンプが作れるよう生まれた iOS/Android ネイティブアプリです。先程のLINE Creators Marketがバックエンドとなるため、連携してサービス開発をおこないます。
アプリの性質上、背景切り抜きや顔認識など、比較的高度な画像処理機能の開発に携わることができます。


LINEバイト
 
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LINEバイトは2015年にリリースされた、LINE上でアルバイトを探せるサービスです。昨年11月末にリニューアルし、新しい技術を取り入れフルスクラッチ で書き直しています。
※既存コードを使わずゼロから開発すること

「サービス運用と並行してフルスクラッチで書き直すことを決断し、無事成し遂げた猛者がいる」とても刺激的なチームです!


LINEアンケート
 
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LINE上でアンケートに答えて報酬としてLINEポイントを受け取れるサービスです。
こちらはLINE プラットフォームとの結びつきが強く、プラットフォーム側の新しい機能を取り入れながら開発できる点が特徴です。


LINE証券
 
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LINE は戦略事業としてFintechを掲げており、2020年2月より、福岡でもFintech領域の開発がスタートしました。
新興かつ社内外ともに注目度が高い領域であり、これまでにないチャレンジが経験できること、世の中に与えるインパクトが大きいことがポイントです

各サービスのフェーズはさまざまですが、メンテナンスフェーズのものはありません。
また、組織横断での分析業務やプライベートクラウド・監視システムの開発、LINE本体や LINE Beacon といったプラットフォーム寄りのサービス開発ニーズも増えています。

求める人材・人物像も多様化しており、web サービスに限らず、金融系サービス、インフラ、サーバー監視システム、IoTの知識や開発経験をお持ちの方、プロジェクト・ピープルマネジメント経験をお持ちの方など、幅広い人材が活躍できる土壌があります。

「様々な経験をお持ちの方をお迎えし、既存サービスの成長はもちろん、開発するサービスや領域を拡大させていきたい」とのことですので、ピンと来た方はぜひご検討ください!^^

【当日のQ&A】
 
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Q.SREというポジションについて詳しく教えてください
上野:ネットワーク・ミドルウェア・サーバー・アプリケーションなど幅広い領域において、プロダクトの信頼性向上に注力するポジションです。
現在、LINE証券などFinancialサービスにおけるSREを募集中ですので、ご興味をお持ちの方はぜひ募集要項をご確認ください。

Q.必須の経験やスキルは?
上野:ポジションによって異なります。各ポジションの必須スキルについては、募集要項をご確認ください。

Q. Developer Relations チームやLean & Agile チームができた背景について教えてください
上野:Developer Relationsは、エンジニアが開発と並行して外向きの発信をおこなっていくことの難易度の高さや、得手不得手をふまえて生まれたチームです。
Lean&Agileも、新たな開発手法を取り入れるにあたって、専門家に入ってもらった方が効率が良い、という判断から生まれました。どちらも「それぞれの長所を生かす」という考え方がベースにあります。

Q.Data Labsにはどんなポジションがありますか?
上野:データサイエンティストのプレイヤーポジション、機械学習のエンジニアリングマネージャー、2つのポジションで募集しています。


【募集中職種】
iOSエンジニア
エンジニアリングマネージャー/Android
サーバーサイドエンジニア
サーバーサイドエンジニア(Perl)
サーバーサイドエンジニア(LINE証券サービス)
フロントエンドエンジニア
シニアフロントエンドエンジニア
ソフトウェアエンジニア/ネットワーク
ソフトウェアエンジニア/クラウドサービス開発
ソフトウェアエンジニア/モニタリングシステム
ソフトウェアエンジニア(SRE)/LINE証券サービス
SET(Software Engineer in Test)
エンジニアリングマネージャー(機械学習)
データサイエンティスト

QA Engineering室

QA Engineering室からはマネージャーの池田が登場
QAエンジニアの業務内容や求める人物像についてお話しました。

※池田本人のキャリアについてはこちらの記事でご紹介しています。

LINEグループでは、東京のLINE株式会社とLINE FukuokaそれぞれにQA組織があり、
担当サービスによって分かれています。
LINE Fukuokaでは、エンタメ系やO2O、AIサービスといった様々な分野で展開するLINEファミリーサービスを担当。LINEマンガやLINEデリマ、BITMAXなど約100のプロジェクトの品質保証・品質改善業務に取り組んでいます。
 
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LINEのサービスは前述のとおり、国内外の複数拠点で開発されているため、福岡はもちろん、東京やアジア各拠点の企画・開発担当者らと協働し、QA業務をおこないます。

LINE FukuokaのQA業務の特徴はこちら

多種多様・ハイスピードに展開されるサービスの品質保証
膨大な数のユーザーが日々利用しているサービスに福岡で携われる
テスト工程だけでなく、企画要件定義など開発工程の初期段階から関与し、
プロセス品質とサービス品質向上に向けて活動できる

こちらはQAエンジニアの1日例。関係者と丁寧に情報共有を行いながら、魅力的なサービスを生み出すための品質保証・品質改善業務に取り組んでいます。
 
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マネージャーの場合はこちら。所属メンバーや受け持つ業務のマネジメントのほか、QA部門全体の進化に向けて自ら手を動かします。
 
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LINE FukuokaのQAエンジニアは、プロジェクト全体に関わり、プロセス品質やサービス品質の改善案を模索し、試行錯誤を繰り返しながら改善を試みていきます。
活動フィールドがサービス開発の上流工程から存在するため、開発領域の知識や実務経験をお持ちの方は、その能力や経験が非常に活きるポジションです。

・自ら変革を起こし、関係者を巻き込んで実行、推進する行動力のある方
・技術力を活かして自社サービスや組織へ貢献していきたい方
・業界・組織の進化と変化に対応しながら新しい取り組みにチャレンジできる方
・IT業界への興味関心が高く、意欲的である方
とぜひ一緒に働きたい!とのことですので、ご関心をお持ちの方はぜひ、ご応募ください^^!

当日のQ&A
 
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Q.部署の人数はどれくらいですか?
池田:LINE FukuokaのQA組織には、QA Engineering室・QA室・LINE TEST室があります。
QA Engineering室には現在10名のエンジニアが所属しており、QA室・LINE TEST室の2室には300名超が在籍しています。

Q. QA業務の体制について詳しく教えてください
池田:原則、ひとつのサービスを1名のQAエンジニアが担当し、テストリーダーと複数名のテスターでチームを組んで業務にあたります。
規模の大きさによって、複数名でひとつのサービスを担当したり、1人のQAエンジニアが複数サービスを担当することもあります。

Q.テストの仕事とテスト以外の仕事はどのような割合ですか?
池田:現状、テストに関する仕事が7割~8割を占めています。
私たちはその状況を打破し、品質保証の新たなモデルケースをつくりたく、LINEグループ全体の品質保証の在り方を福岡から変えていくチャレンジをおこなっています。
QAエンジニアは開発工程で広く活動するエンジニアであることを周囲に認識してもらうためにも、開発のバックボーンを持ったエンジニアを強く求めています。

【募集中職種】
QAエンジニア/LINEファミリーサービス



                      LINE TEST室

続いてLINE TEST室からは室長・菅が登場。
LINE Fukuokaテストエンジニアの仕事や組織についてお話しました。

※菅本人のキャリアについてはこちらの記事でご紹介しています。

LINEでは、規模の大小を問わず、新サービスのリリースや機能アップデートの際には、必ずテストを通じて品質の確認を行っています。
QAエンジニアが策定した品質保証プランに基づくテスト関連業務全般をおこなうのが、テストエンジニアです。

一部チームを除き、コーディング等の業務はほとんど発生しません。
今回は実機を利用し、マニュアルでテストをおこなう方を募集しています。

LINE Fukuokaのテストエンジニアの特徴はこちら。
・自社サービスのテスト関連業務を担う
・プロジェクト制で、国内外の企画開発者とワンチームで業務を遂行。
・グローバルで多種多様なサービスに携わることで得られるキャリア・経験
・LINEの成長に伴う新たな業務領域、体制構築などにも挑戦ができる環境

LINE TEST室の組織構成はこちら。LINEのテスト関連業務をおこなう拠点の中でも最大規模となります。グループ内の複数拠点と連携しながら、業務を進めていきます。
 
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LINEグループでは、ユーザーファーストの考え方を重要視しています。
「要件定義通りに動くか」に限らず、「このサービスは本当にユーザーに必要か」「ここを少し変えれば、ユーザーはもっと感動するのではないか」といった観点を非常に大事にしており、リリース直前であろうと、提案者が誰であろうと、ユーザーのためになる内容は積極的に受け入れ改善していく文化があります。
そのため現場では、フィードバックや改善提案が頻繁に飛び交っています。

また、LINE Fukuokaでテストを行う強みのひとつとして、「ユーザーの声を近くで感じ取れる」点があります。
LINE Fukuokaにはカスタマーケアを担う部署もあり、イシューの発生状況、ユーザーからの問い合わせ状況などをお互いにシェアしています。こうしたコミュニケーションがバグの早期発見や、テスト時に作成するユーザーシナリオに活かされています。
 
19_service進化

携わるサービスはLINEタイムラインやLINE公式アカウントなど膨大なユーザー数を持つサービスから、新規立ち上げサービスまで、多種多様。
ひとつの会社にいながら様々な業種のサービスに関わることができ、テストエンジニアとして幅広い経験を積むことができます。また、入社に際し、過去の経験も活かして頂きやすいかもしれません。

テストリーダー社員の1日はこんな感じ。こちらは未経験から入社したメンバーですが、テスト実行から業務範囲を広げ、現在はテストリーダーとして10名のテスターを束ねています。
 
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テストというと「端末とにらめっこ」というイメージがあるかもしれませんが、コミュニケーションが非常に重要な仕事です。
様々なロールのメンバーとコミュニケーションを取りながら、チームメンバー全員でサービスをつくっていく。その一員として活躍して頂ける方を募集しています。

テストエンジニアの業務や組織についてはこちらの記事でもご紹介しています。
ご興味をお持ちの方はぜひ、ご覧ください!

当日のQ&A
 
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Q.テストケースや工程の設計はQA Engineering室が担っていますか?
:テストケースの作成をどちらのロールが担うかはサービスによって異なります。また、東京や韓国など他拠点にQAエンジニアがいるケースもあります。
現状はQAエンジニアが設計・テストケース作成を行うことが多いですが、今後テストに関わる業務全般をテストエンジニアが担っていく予定です。

Q.キャリアパスについて教えてください。
:これまではQAとテストが混同しており、キャリアパスも「テストの実行者→取りまとめ役→QAエンジニア」のような1本道でした。
今後は、QAエンジニアとテストエンジニアの役割を分けていこうとしています。ただし、分断される訳ではなく、キャリアの希望に応じて、相談しながら決めていきたいと考えています。
テストマネージャーやテストエキスパートなど、新しい役割をつくっていくことも検討しています。また、テスト自動化に取り組んでいるメンバーもおり、そうした領域での活躍も考えられます。

【募集中職種】
テストエンジニア

IT支援室

3DaysのトリはIT支援室より室長・海田が登場。
「小さな工夫から大きな改善まで IT支援が取り組んでいること」と題して、IT支援室の取り組みについてお話しました。

※海田本人のキャリアについては、こちらの記事でご紹介しています

IT支援室は総勢20名、4つのチームで構成されています。
 
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まずは「IT支援室の顔」とも言える、ITヘルプチームです。現在8名のメンバーが所属しています。
月400件ほどに上る、社内システムやIT設備に関する社員からの問い合わせに対応するほか、ナレッジサイトの運営や一部サーバーの管理を担っています。

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続いて3名が所属するインフラチーム。LINE Fukuokaの社内ネットワーク全域を運用管理している、縁の下の力持ち的な存在です。
導入するネットワーク・インフラは検証から構築まで全て自前で実施、運営効率化のためにツールの開発もおこなっています。

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業務改善チームは、社内システムの開発等をおこなうPM6名で構成されるチームです。
オフィス環境改善や業務課題の解決につながる仕組みづくりのため、要件からヒアリングし、開発パートナーとなる他社と連携しながら、開発案件をマネジメントしていきます。

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最後は情報セキュリティチーム。2名体制で、情報セキュリティ関連業務全般を担っています。
LINE FukuokaはLINEのサービス運営を担う部署が多く、LINEグループの中でも高いセキュリティ要件が求められます。
会社やサービスを取り巻く状況が変化し続ける中で、システムの利用状況を整理するだけでなく、ガイドラインの整備や教育など、情報取り扱いの安全性を高めるのが情報セキュリティチームの役割です。

IT支援室には、業務を進める上で大切にしている3つの考え方があります。 
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「ちょっとした利便性」提供例のひとつが、会議室への電源アダプタ設置。
会議中にPCの電源が落ちそうでひやひや…なんて経験はないでしょうか?
そこで、電源アダプタを会議室に設置。シンプルながら、これに助けられた社員は多いのです…
 
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(一見簡単そうに見える打ち手ですが、LINE Fukuokaは様々な職種が存在するため、使用するPC機種も混在。電源アダプタを1本化して会議室に設置するためには、実は様々な準備が必要だったりします…!)

こちらは「良いものを積極的に取り込む」例。LINE Fukuokaには現在、座席表をWEB上で管理できるシステムが導入されています。
こちらは元々東京のLINE株式会社で導入されていたものを取り入れました。さらに元のバージョンからUI改善・座席とロッカーの紐づけなど新たな機能も加え、LINE株式会社に共有しています。
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さらに、「課題解決の材料がないときはゼロからつくる」例。
LINE Fukuokaでは生産性向上のため様々なツールを活用しています。しかし、各部門で異なるツールを使用しているため、横串での分析・可視化が効率的にできない、という課題がありました。そこで、必要なデータを加工しやすい状態で蓄積する基盤を開発。データの可視化が容易にできるようになりました。 
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ユーザーが同じ会社の仲間であり、感謝の声も、忌憚ないフィードバックもいち早く届くのが社内ITの魅力。ご興味をお持ち頂いた方は、ぜひご応募ください!

当日のQ&A
 
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Q.社内要望はどのような形で上がってきますか?
海田:ITヘルプチームへの問い合わせと同時に要望が来ることが多いです。
また、「過去導入したツールが良かったので別件もお願いしたい」「過去に導入した他チームから紹介されて」といった“おかわり”案件も多いです。
基本的には要望を受けて対応していますが、こちらから提案することもあります。

Q.入社後の室内異動はありますか?
海田:希望があれば実施するケースもありますが、基本的には無いです。
スペシャリストとして道を極めて頂く、というのが基本姿勢ですね。

Q.夜間対応はありますか?
海田:時々あります。たとえば、インフラチームの業務だと、「アクセス数が少ない=リスクが少ない夜間にメンテナンスを行いたい」といったケースがあります。
IT支援室は裁量労働制なので、自分達で時間を調整しながら、夜間対応することはあります。あくまで「障害率を下げる」など目的がある場合なので、シフト制で夜間対応をしている訳ではありません。

Q.ITコンサルタントは、マネジメントだけでなくエンジニアとしての知識も必須ですか?
海田:必須です。開発経験があり、プロジェクトリードを経験されていた方が望ましいです。
経験としては、インハウスでも、パートナーを都度調達する形でも問題ありません。
PMとして役割を果たして頂くにあたって、「この要件に対応してほしい」など技術的なディレクションやプロトタイプ制作も発生するため、技術的な能力は必要です。

【募集中職種】
社内ITヘルプデスク
社内ITテクニカルサポート
社内ITコンサルタント



3日間にわたり開催した採用week。
参加者の皆様からは想定以上に多くの質問や感想も頂き、白熱した時間となりました。
改めまして、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!

LINE Fukuokaでは、福岡のまちから共に“WOW”を生み出してくれる仲間を引き続き募集しております。ご興味をお持ちの方はぜひ、キャリアサイトものぞいてみてください^^
■DAY1「ビジネス編」レポートはこちら
■DAY2「クリエイティブ・エンタメ編」レポートはこちら



▼Enterprise ITセンター 副センター長/IT支援室室長の海田のTwitterは こちら
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