戦略事業の「サービス運営」はどんなことをする?これでわかる!Strategic Operation室9の事実

戦略事業の「サービス運営」はどんなことをする?これでわかる!Strategic Operation室9の事実 サムネイル画像
【お知らせ】2023年10月1日にLINE Fukuoka株式会社からLINEヤフーコミュニケーションズ株式会社へ社名を変更しました。9月30日以前の記事は、旧社名の情報を元に作成しています。
 
こんにちは、LINE Fukuoka Press編集部の酒井です。
サービス運営、技術、デザイン、企画・マーケティング、コーポレートの機能をもつLINE Fukuokaについて、組織の紹介でみなさんにお伝えする 「これでわかる」シリーズ

今回はLINEサービスが表舞台に出るためにデータ構築や品質評価、ツール登録など「運営」と呼ばれる業務を担うStrategic Operation室を9の事実でご紹介します。

今回のインタビューには、入社7日目のLINERも登場!!
Strategic Operation室は運営業務を通して、どのようにサービスに関わっているのでしょうか?

「サービス運営って、具体的にどういう業務をするの?」
「すとらてじっく おぺれーしょんってどういう意味?」
頭にハテナ?が浮かんだ方も、ぜひお読みください。


事実1戦略事業領域のサービス運営を担う組織
事実2AI領域サービスの学習データ構築も行う
事実3担当するサービスによって「運営」で何を実施するのかが変わる
事実4LINE内検索の裏側で言葉と情報を紐付けている
事実5パートナー企業と業務委託で協業し、価値を出す
事実6マニュアルが整っておらず、経験できることが幅広い
事実7運営のオペレーションを設計する面白さがある
事実8運営面の課題はサービスを走らせながら改善する
事実9メンバーの内側には、静かな炎が灯っている

入社7日目のリアル
カタカナや英語の部署名が多くて迷う
華やかに見える場所には、地道な仕事ぶりがある
新卒の頃を思い出す手厚いフォロー


今回お話しするのは…

lfkpress_sakai_icon

坂井

Strategic Operation室 Strategic Managementチーム所属
福岡の通信販売企業にて、顧客対応を行うコミュニケーターのマネジメントを中心に複数の業務を経験後、2019年LINE Fukuoka入社。
フィンテック領域の加盟店審査や監視業務を経て、2020年3月よりStrategic Operation室に在籍。
lfkpress_atake_icon01

安宅

Strategic Operation室 Strategic Operationチーム所属
東京のチケット販売やコンサート・イベントの企画・制作・運営を行う企業にて、法人営業を経験後、結婚を機に福岡へ転居。
2020年9月(インタビューの7日前)にLINE Fukuoka入社。
※インタビューはオンラインで実施

 
事実1:戦略事業領域のサービス運営を担う組織

── Strategic Operation室について教えてください。

坂井
:Strategic=戦略の Operation=運営
LINEの「コア事業」と「戦略事業」のうち、「戦略事業」に該当するサービスの運営を行っています。
室は、担当サービスによって分かれた3つの部署と、全体を見るマネジメント部署に分かれています。

 
lfkpress_so_ichiran03

 
事実2:AI領域サービスの学習データ構築も行う

── 具体的な業務内容を教えてください。

坂井
:「サービスの運営」とひとことで言っても、データの構築・品質評価もあれば、サービス画面への情報登録、加盟店や代理店との連携もあり、サービスによって業務内容は多様です。

AI領域のサービス運営を行うData Operationチームには、OCR技術を用いて生成したテキストデータの品質評価や学習データのアップデート業務、LINE CLOVAを搭載したAIスピーカーに担当者が実際に話しかけて、意図する結果を返しているかを評価する業務などがあります。

 
事実3:担当するサービスによって「運営」で何を実施するのかが変わる

坂井
:Strategic Operationチーム・EC Operationチームは、AI 領域以外の戦略事業のサービス運営を行っています。
担当するサービスによって必要な運営は変わるので、業務範囲も内容もさまざまです。

業務範囲で言うと、東京(LINE株式会社)のサービス企画担当者と連携して、入稿データをサービス画面上に表示させるためのツール登録やSNSアカウントの配信などを担当しているものもあれば、サービスの企画から主導しているものもあります。

安宅:私は、このチームでLINEポケオを担当しています。
加盟いただく店舗や企業、代理店との契約手続きや、サービス画面上に表示させるための情報登録、精算などを行います。
キャンペーンやメニューの更新に合わせて、店舗や企業から受け取った情報をツールへ登録するなど。いただくデータを元に更新作業をするイメージです。

坂井: LINEギフトやLINEクーポンなど、他サービスの運営も基本的な動きは同じです。
イベント自体から企画する場合もありますが、基本的にはサービスの裏側の運営をしています。

 
事実4:LINE内検索の裏側で言葉と情報を紐付けている

坂井
:LINEホーム画面検索の運営では、データベース構築と検索結果の最適化を行っています。
人物や地名、イベントなどのデータベース作成や、検索時に最適な情報が表示せるためのテキストとデータの紐付け作業などです。
lfkpress_search

▼LINEホーム>検索で
著名人の名前を入力した場合、検索結果に人物データベースが表示


 
事実5:パートナー企業と業務委託で協業し、価値を出す

─ 坂井さんがマネージャーをつとめているStrategic Managementチームは、どのような部署ですか?
 

坂井
:何を強化すれば室全体が良くなるかを考えて実行し、それを各チームへ浸透させていく役割です。
現在は、外部委託推進に向けたフロー制作や委託先の調整をメインにしています。

外部委託については、3社から100名以上の方の力をお借りして業務を進めています。(2020年9月現在)
必要リソースの変動も含め変化が多いので、協業によってより高い価値を出すためにもパートナーさんとの連携は密に行いたいと思っています。

業務を外部企業に委託する際、何をどこまで委託するかに対して基準がないと、各組織のマネージャーが状況に応じて判断することになります。
結果、あのサービスはここまで社内でやるのに、このサービスでは外部に委託しているという状況になってしまう。
一定の基準で判断ができるよう、マネージャーが考える価値基準を室全体でまとめて整理を進めています。
 
lfkpress_so1009_005

 
事実6:マニュアルが整っておらず、経験できることが幅広い

── お二人が感じる、業務の面白さ・難しさとは?

安宅
:入社から7日間で感じたことと、聞いた話からの想像ですが、いろいろな経験ができることは面白そうだと思います。

入社前の面接でも、Strategic Operation室ではリリース間もないサービスを担当することが多いので、完璧にマニュアルが整っていることはほぼないと聞いていました。
その分、自分で考えて行動できる機会が多くなるので、幅広い経験ができそうだなという印象です。

実際には、担当しているLINEポケオの場合、リリースから1年半経っているので、想像していたよりは運営体制は整えられていました。
ただ、販促を増やしてサービス拡充をしていく段階なので、整ってはいますが変化は多い。一度覚えたマニュアルが翌日には更新されていることも、よくあるそうです。

 
事実7:運営のオペレーションを設計する面白さがある

── 坂井さんはいかがですか?

坂井
:多くのサービスは、企画担当より、運営の目的とやることが共有されたあと、具体的なやり方は任せていただいています。
自由度が高いので、フローを整理して構築するところから携わりたい方は面白いと思います。
これまでも、作業の一部を自動化して、40名で想定されていた運用を10名体制で構築したこともあります。

 
事実8:運営面の課題はサービスを走らせながら改善する

── 難しさはありますか?

安宅
:実はもうすぐ始まるキャンペーンがあるのですが、具体的にどのような業務を担当するかがまだわかりません。
キャンペーン開始当日にはわかるそうなのですが、直前に決まるんだなってドキドキしています。

坂井:まずはサービスをユーザーに届けて、サービスを走らせながら、運営面の課題を改善していくことは多いかもしれません。

安宅:前職では、練りに練った企画が「完璧ではない」と却下されることばかりでした。
そのときは、「やってみてから改善していけばいいのに」思っていたのですが、実際に経験するとそれはそれで大変なこともあるんですね。
サービスも運営の動きも、展開が早くスピードを感じています。

 
事実9:メンバーの内側には、静かな炎が灯っている

── Strategic Operation室はどんな雰囲気ですか?

坂井
:メンバーは「静かな炎」を持った方が多いですかね。
前に出ていくタイプではないけど、実は負けず嫌いで、でも、その気持ちを表には出さない。
自分の仕事を「これ、私がやりました!」って言い回るのではなく、気づかないうちにそっと対応しくれて、聞いて初めて「あ、私がやりました」って教えてくれる感じです。

コツコツと進める、どちらかというと地道な作業が多いので、それを楽しんでできる方はシャイなのかもしれません。

安宅
:シャイな人が多いんですね…。私が一番うるさい人になってしまうかもしれません。笑
lfkpress_so1009_002
 
9の事実を通して、LINEの戦略サービスの裏側を支える運営組織「Strategic Operation室」をイメージいただけたでしょうか?
ここからは、LINE Fukuokaへ入社して7日目の安宅さんだからこその気づきと率直な気持ちに迫ってまいります。
ぜひ、Strategic Operation室に入社した気持ちになってお読み進め下さい。


 
入社7日目のリアル:カタカナや英語の部署名が多くて迷う

──困っていることはありますか?

安宅
:カタカナや英語の部署が多いので、どこがどこだかわからなくなることがあります。笑
困っていることは、それくらいです。

 
入社7日目のリアル:華やかに見える場所には、地道な仕事ぶりがある

坂井
:安宅さんが感じる、入社を考えている方に知っておいてほしいことってあるかな?

安宅:LINE Fukuokaに限った話ではありませんが、「仕事にはいろんな種類がある」っていうことですかね。
サービスの華やかなところだけをイメージしていたら、運営業務にはギャップを感じるかもしれません。
どんなに華やかに見えるサービスにも地道な仕事はあるし、新しい取り組みには難しいことも多いよって伝えたいです。

 
入社7日目のリアル:新卒の頃を思い出す手厚いフォロー

──入社してすぐに在宅勤務が中心になりましたが、不安になることはありませんでしたか?

安宅
: 新卒入社のときのような気持ちで仕事をさせてもらっています。
社会人経験がある中途入社なので、何でも聞いていいわけではないと想像していたのですが、質問しやすい環境を整えてくださっていて、不安を感じることはありません。

業務については、毎日の朝礼・夕礼、終業時に提出する日報の中で質問できますし、業務以外のことも、メンターさんと雑談しながら相談できます。
週に1度のオフィス出社日は、同じサービスを担当しているみなさんが合わせて出社してくださるので、直接顔を合わせてコミュニケーションを取ることもできます。

坂井:実は、日報とメンターは、安宅さんが入社するタイミングで新しく始めた施策です。
在宅勤務が続く中で、入社される方を不安にさせないために、何ができるかを考えて取り入れました。
始めたばかりなので、安宅さんの良い反応を聞くことができて嬉しいです。
施策を考えたメンバーの喜ぶ顔が浮かびます。

安宅:先輩方は本当に優しくて、やりたいことや思ったことを発信しやすいです。
私自身、まだまだ分からないことはありますが、いろいろなことに挑戦していきたいです。

 
test_lfkpress_last

──  LINEのサービスを支えるStrategic Operation室。
インタビューを通して「サービス運営」という一言の中にある、LINEやLINE関連サービスが表に出る前の「仕事」の多様さを知りました。
Strategic Operation室では、チャレンジをサポートしてくれる頼もしい先輩と一緒にさまざまな経験ができそうです。
坂井さん、安宅さんありがとうございました!


ー Strategic Operation室の採用情報 ー
・運営サポート/LINEサービス
・スペシャリストオープンポジション

・採用サイトTOP

ー これでわかる!LINE Fukuokaのコンテンツシリーズ ー
他の室について知りたい方は #これでわかるシリーズの記事をチェック!
▶テストセンター
▶IT支援室
▶Customer Care室
▶Review&Sales室
▶Content Moderation室
▶Global Operation室
▶Game事業室
▶メディア運営室

LINE Fukuokaの採用情報や各種取り組みについては、下記の公式アカウントから随時お届けいたします。
ぜひご登録ください。
LINE公式アカウント(LINE ID:@linefukuoka)
 

LINEヤフーコミュニケーションズ
公式SNS

ブログ記事更新のお知らせやLINEヤフーコミュニケーションズの最新情報を配信中!